国立駅舎・国立駅周辺の変遷

国立駅も立体化に伴って、駅舎が大きく変わるようです。日常の中から次から次へと変化し続ける町は、気がつくとまったく様相を一変させているものです。自分の記憶にあった店が消えていたり、つい最近訪れたと思っていた街並みが以前はどうだったのか思い出せなかったり、あのときの景観を思い出したいと思っても、記憶を導く糸口さえ見つからないと、寂しい思いをするものです。目まぐるしく変化する都市の景観を、一歩立ち止まって観察していくのも良いのではないかと思い、このブログを書いていくことにしました。

大きく変貌し始めた国立駅近辺

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 現在、国立駅は立体化工事によって、大きく変貌しています。また国立駅の北口は、南口と比べて開発が遅れていました。しかし、2001年頃より長らく北口駅前にあったゴルフ練習場が無くなり、そこに併設されていた白十字という喫茶店もなくなり、中層マンション建設の準備が始まって様相は一変しました。その数年前に、北口の東側に中層マンションが建設され、時あたかもバブルはじけた頃でもあったので、なかなか売れずに、販売業者が変更になったりした騒ぎもありましたが。  この日記でこの変化の記録を、写真を豊富に使って、残してみたいな、というのが私の気持ちです。

 まずは私の手元にある2001年10月27日の写真からご紹介しましょう。  写真右側にあるのは先にできた中層マンション。高級そうに作ったのはいいけど、濃いグレーの暗い色が災いしてか、なかなか売れず最初の開発業者はどうなったのやら。キムタクが購入の下見に来たというウワサもあった。左側が白十字があったところ。北口駅前の待ち合わせ場所としてはなかなか良かったのだが。一時、同じ白十字が一階に開店したが、ここではコーヒーなどを飲むことのできるコーナーができなかった。その後2013年に閉店して、2014年現在は、野村不動産などが入っている。